映画とか音楽とか日常とか

9月22日

「御法度」テレビでやってたので、見ました。「座頭市」を見に行きたいなーと思っていたので、北野武が出演している映画ということで、思わず見てしまったのでした（嫌いだなんだ言ってるけど、私は結構、北野映画は好きなのかもなあ）で、「御法度」。大島渚監督の作品は、「戦メリ」でがっかりさせられたので（音楽がいいだけに、これはイカンのでは、、と思った）、期待してなかったのですが。意外というか。これがなかなかよかったです。というか、かなりハマりこんでおります。面白かった！もともと、新撰組にハマって、司馬遼太郎を読みあさったことがあって、そのせいもあって、この映画にも引き込まれてしまいました。題材として「新撰組」「チャンバラ」は、ズルイとは思うんだけども。そのズルイ題材を、カッコよく、魅力的にしあげていたなあ、と思いました。特に、武田真治演じる沖田総司が、ハマっておりました♪ ネットで調べてみると、あの沖田は、みなさん絶賛されているようですが、私も「あ、これが沖田だ！」と思って、すんなりハマってしまいいました。これって、司馬遼太郎の「新選組血風録」に出てきたエピソードだったのですね。読んだことがあるのに、すっかり忘れていました。初めて見た映画なのに、「あ、このシーン見たことあるような…？」と思うシーンがいくつかあって。なんでだろう？と思っていたら、原作を読んだことがあったからなのでした。最後の沖田が惚三郎を斬りに戻るシーンとか、いくつかのシーンやせりふに、どーも覚えがあったのです。それって、原作のシーンが頭に残っていたのですね。もちろん、原作では文字だけなわけですが、その原作が、「以前見たシーン」として浮かび上がってくるってコトは、かなり原作に忠実と言うか、原作のイメージそのままに再現できていた映画だったのだなあ、と思いました。主役の松田氏の演技＆殺陣のつたなさはともかくとして、それでもまた見たいなあ、と思えるのだから、コレは面白い映画なんだと思います。大島監督、おそるべし。でした。そして私は、あらためて、新撰組にハマりかけているのでした。

9月18日

私の仕事は、エンジニアなわけですが。エンジニアの人って、専門的な話し方をして、専門外の人には内容がわかりにくいことが多くないですか？私はソレを感じていて、なるべく、そういったヲタ系エンジニアにならないように気をつけていたんですが、最近、同僚の人たちに、わかりにくい話し方をするようになったなあ、と、ふと気づきました。なんでかなあ？と考えると、今の会社に来てから、エンジニア以外の人に、技術的なことを噛み砕いて話しても、興味なさそうに聞き流されることが多くて（そして、何度説明しても理解してくれない）、なんだか脱力してしまうことが多くなったなあ、と思い当たりました。そりゃ、みんながみんな、深く理解できちゃうと、私の仕事がなくなるので困っちゃうんだけど、自分のかかわっている仕事のおおきな流れみたいなものくらい、理解しておきたいものじゃないのかなあ？「このボタンを押すとこうなりますよ」と言われても、なぜそうなるのか、とか、どういう理由でそのボタンが設置されたのか、とか、知っておかないと、気持ち悪くないかなあ？なにかトラブルが起きたとして、それを修正してトラブルが解消されたとしても、なぜそのトラブルが起きたのか、理解しておきたい、とかは思わないものなのかなあ？いまの会社に来るまでは、周りにいた人たちに恵まれていたのか、私の知ってることを説明すると、興味をもって聞いてくれる人が多かったのですね。なので、私も喜んで説明していたのだけど。。最近は、説明をしても、あからさまに興味がなさそうな態度をとられることが多くなり、そのせいと言っちゃ言い訳なんだけど、私の説明の仕方もずさんになっていたな、と気が付きました。どーせ説明しても、理解する気ないんだろー？と思ってしまい。ある程度、共通の知識のベースをもつエンジニア以外の人には、非常にわかりにくい、テキトーな説明をしちゃっていたなあ。と、思い至って、反省している次第です。