ホームページを公開するということ

先日、とある本を購入したのですが、読み進むうちにだんだん怒りが込み上げてきて、ついに捨ててしまいました。
あまりにも内容が下らない上に文章も退屈で、読んでいるだけでなく持っているだけでも苦痛になったためです。
ちょっと立ち読みした分には面白そうだったのだけど。
まぁ、自分で好んで買ったものですから、愚かなのは選んでしまった私。それについては文句を言う気はありませんが。

ふと思ったんです。
購入して読む本は、有用な情報が載っているか、読んでいて楽しいか、どちらかの条件は最低限満たしていて欲しいなぁ。
そう考えた時に、私のホームページって。
有用な情報はないに等しいコンテンツ。楽しんでもらえる魅せ方はできてない。
ほぼ内輪に公開しているだけのページなので、それでいいのかもしれないけど。
あまりにも自己満足すぎるページなのではないか?

私は、一応プロです。
専門はプログラミングですがWebにも携わっているので、仕事で企業のホームページを作ったりしています。
「自分のページ」を全力で作ろうと思ったら、自分で納得がいくいいものを作りたいと思う。
私の個人的な仕事用のページも作りたいとは思っているのだけど、遅々として進まないのはそれもあります。
だからこのページに関しては、深く考えないで、力を入れないで、適当に作ろう。そう最初から考えていました。
そうでないと、完成しないと思っていたので。
でもそれは。納期だとかクライアントの要望だとかに左右されない、妥協が許されない「自分の」ページだからこそ、「精一杯の自分の力」を評価されてしまう。それを怖れているのかもしれない。
元々デザインなどは全然シロウトですから、そんなに考えなくてもいいのかもしれないけど。

このページも一周年を過ぎました。ここの存在価値ってなんだろう。少し考えています。
私の専門はプログラミング+Unixです。誰かにとって有用な情報を発信できるとしたら、プログラミングやPC-Unixに関する情報をまとめるのが一番だと思う。
いつも何かしらの調べ物でインターネットを便利に利用しています。仕事でも個人の方が作った技術系のページにお世話になることも多いです。
インターネットのコミュニティに何かしら寄与できるとしたら、私も技術的な情報をまとめるのがいいんだよね。
だけどプライベートの時間でそれをやるのは、やっぱり気が重いんだよねぇ。

実は私事ですが、とても大切な人に「本当に思いやりがない」と言われました。
確かに。それは自覚もある。
やっぱり私は自分勝手なだけなのかなぁ。

うーん、こんなコトをホームページに書いてるのも立派な自己満足。
こんなトコは誰も見ないと思うので、こっそりストレス発散ということで許してくださいな。

- 2001.5.18 -